ふと、突然気が付いたのですが、私は小説や映画で、後日談が納得のいくものだと、すごく嬉しいということを発見しました。
後日談愛好家、って、さすがに名乗ったら私しかいないんじゃないかな( ´艸｀)

ネタばれになっちゃうので、奥歯にもののはさまったような話になっちゃいますが、たとえば映画だと、タイタニック。
ラブロマンスというか、悲恋というか、その部分がメインですが、その後のことがかいつまんで語られる最後の部分が好きです。こういう恋をしたからには、その後、この人はこのように生きるだろう、というのが納得できて、すごく嬉しくなりました。それも、メインの部分に悲しみがあったとしても、後日談に前向きな感じがあるのがいいのですよね。好みの問題かもしれません。

小説だと、小川洋子さんの、博士の愛した数式　を思い出します。
博士と主人公家族のやりとりがあって、その後の後日談がいいです。
後日談って、だいたいそんなに詳しく書かれないので、後日談部分の細部をあれこれと想像するのが好きです。
百田尚樹さんの　夏の騎士。あれも、後日談が大好き。
少年少女の物語なので、後日談がたっぷりあって、でも簡潔に書かれていて、そこのところを想像して何日も楽しめました。
読んでからずいぶんたっても、ふと、その後日談部分のことを思い出してあれこれと考えを深めることがあります。
後日談フリーク( ´艸｀)