東京物語
居島一平さんが、「東京物語」は海外の映画監督が選んだ1位の映画なんだと話していました。
小津安二郎展があるんですね。
第138回闇鍋トーク「巨匠・小津安二郎監督と世界の黒澤明の絆を居島が語る!」 - YouTube
えーー?そうなの?と思って、探して見てみました。
1953年の映画なんですね。
私が子どもの頃の親戚のおじさんおばさんたちって、こんな感じだったなあ、こんなに昔ではないですが、なんだかこの雰囲気が残ってた感じがしました。
亡くなった親戚が生き返ったみたいな感じしました( ´艸`)
普通の日本人って、時代のうつりかわりもあって、ちょうどこんなだったんじゃないかなあ、リアルだなあと思いました。
映画がすばらしいというのもあると思いますが、日本人自体のすばらしさを海外の人が意識したということでもあるのかな?と思いました。
それから、戦争から帰ってこないから戦死したんだろうと思われる次男さんが、どんな人だったか顔もエピソードもほとんど描写されないというのが、無限に想像をかきたてます。
長瀬智也さん主演のドラマ「歌姫」の 小池栄子さんがされた役のことを思い出しました。
奥さん、あのドラマみたいな奇跡を信じてたんだろうな、と考えると切ないです。
あとあと、日本がこの映画の頃よりは豊かになってよかったなあ、とはつくづく思いました。
新幹線や飛行機使えば、老夫婦も旅でそんなに疲れなかっただろうし。
電報じゃなくてスマホで連絡とりあえば・・というシーンもあったし。