はなこの部屋&カフェ

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娘が政治に望むこと

お昼ご飯を家族で食べていて、特に選挙が近いからというのでもないのですが、なぜかこんな話題になりました。


娘は高校生の時から、友達と、政府はお見合いをやって国民が結婚できるようにするべきだ、みたいなことをよく話してたというのです。
なんじゃそれ?と思っちゃいました。
若い子は素晴らしい恋愛をして結婚することを夢見て、その成功を疑わないものではないかと思っていました。


でも今や、お見合いおばさんはいないんだから、というのです。


なんだかよくわからないけど、若いうちから、結婚できないかも、という不安を持っていることは確かなようです。30歳のうち3割から4割が生涯結婚しなそうという予測もあるそうなので、たしかに昔とは違いますよね。
そして、十分に稼げそうにないから結婚できないのではとか、子どもが持てないのではとか、意外にそういうお金の心配だけではないんですね。


政府に結婚相手みつけてもらってどうすんの?と反対意見を言ってみましたが、それなら補助金でもいいから、とにかく結婚相談所的な活動が盛り上がるように政治は力を入れてほしいというのです。
出会いのない職場に入ったら、自分で探しまわるのは、だまされたりして危険だからと。


華岡青洲の妻という小説を読んだ時に、江戸時代の結婚がどういうものか垣間見れた気がしたことがあります。
医業の跡継ぎたる息子のお嫁さんを、母親が、自分の人脈と能力の限りをつくして、適切な女性を探し見極める、家と家で親同士の交渉や相談が行われる。そしてそれに本人も納得して結婚してたのです。
自分のことを良く知っていて、自分のことを本当に大事に思ってくれる人が、しかるべき適切な人を「大人の仕事として」探してきてくれるという、まあ、昔はそういう時代だったのですね。


今は自由だけど、そのせいで夢もあるけど不安も大きいということなのかなと思いました。
欧米のような自由な結婚の仕方になっても、わずか数世代で日本人の行動や性質がそんなに変わるわけではないので、うまく適応できない人も出てくるということでしょうか。


さて、結婚相談所を国民が使いやすくするための政策を打ち出してる党はあるんだろうか。調べてみます( ´艸`)