はなこの部屋&カフェ

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ゴジラ-1.0

百田尚樹さんが絶賛していて、高橋洋一さんが3日連続見たと、岡田斗司夫さんが、日本の映画の1つの到達点、とおっしゃっていたので、さっそく見に行きました。ゴジラー1.0
ネタばれするつもりはないですが、これから見る方は見てから読んでくださいね。


いやあ、まじ怖かったです。ゴジラが怖かった。リアルでした。
でも、終わった時には、見てよかったと深く思いました。


メッセージがシンプルで明確。文学的なテーマが尊い、というところが、今まで見た日本の映画に、これほどのものはなかったように思いました。
そのほか、映像のすごさなど、色々ありますが、私は上のような理由で、とっても好きな映画でした。
あと、私つまんない悪者が出てくる話があんまり好きではないのですよね。素晴らしい、良い人ばかりなのに、それぞれの立場ゆえにトラブルが起きる、でも人としての素晴らしさがウルトラCみたいな形で発揮されていく、みたいな話が好きなんですよね。
でも、それを描くとしたら、今の日本じゃ嘘っぽくなっちゃうのかな、だから戦後すぐの舞台なのかな、と思ったら、ちょっと悲しい気持ちにはなりました。


そうそう、少し前に田中角栄さんの演説を動画で見て、人々を鼓舞する人だなあと思い、今の日本にそういう人はいないのか!と思いましたが、なるほど、映画の世界に鼓舞する人はいたんですね。
生き延びた以上、生きて抗おう、という気持ちが高まり、深く納得できるお話でした。