最近のニュースを見ても、自分の身の回りを見ても思うことがあります。

間違ったことに執着している人をどうすればいいのか？
ということです。

例えば、歳をとって能力が十分でないのに地位にしがみつくとか、考え方が間違っているのにうすうす気づいているのに言い張るとか、理不尽な特権にしがみつくとか、あるべきでない恋愛とか・・・。
それで社会的に困ったことをしでかしたり、批判されるようなことをやったりばれたりして、怒られる、お灸をすえられる、あるいはやっている活動や仕事がダメになるという経過をいずれはたどるのでしょうが、その間が長いほど、まわりははた迷惑きわまりないです。

それってどうすればいいのだろう、とふと思いました。
そんなことで儲けているのは不当だ！と誰かがいったとしたって、その人は不当なことで儲けるのをやめるでしょうか。
できるかぎり儲け続けるのではないかと思う。
汚いやりかたで、批判してくる人を引きずりおろすかもしれない。
けっきょくは、人間だし、人間ならアイデンティティとお金が必要だから。
そうすると、その人達の行き場、というのを作ってあげないと、そこまで考えてあげないと、ものごとはうまくいかないんじゃないかなあ、というのが私の最近考えていることです。

段階的に別の商売に変わってもらう仕組みとか、たくさんのお金をはらってやめてもらうとか。
時には名誉を与えるとか、そこいら辺はトンチの使いようなのかなと思います。
間違ったことをやめた方が本人が断然得をする、という設定を作ってあげないと、そりゃあしがみつくよね、ということを、最近、本当にいろんなところで見るように思います。