恥ずかしい望み
ピアノを習ったことがある人にしかピンとこないかもしれない話なのですが、私には、長年かなえられてない、恥ずかしい望みがあります・・。
小さい時から白いピアノがほしかったのです!
私の時代は特にそうですが、先生はとてもお堅くて、白いピアノを欲しがるような人を軽蔑するような発言を、そんなに何回もではなく1回くらいだと思うのですが、厳しい言葉でちらっとおっしゃったりするところを聞いたりして、「本当はあこがれてるのだけど・・」と口には出せず、恥ずかしく心に留めておいたのでした。
大人になってから、中古の白いピアノで音もいいものをみつけた時があって、購入に近づいたことはあるのですが、その時は家族の白い目があって、無理でした。
ママって少女趣味だよね、という娘の不愉快そうな言葉の方が、昔の先生の言葉よりよほど怖い・・(>_<)
とにかく、ピアノって大きくて場所をとるし目立つし、そっと箱に入れて内緒で楽しむなんてことはできませんからね。
いや、こんな言い方して、白いピアノをお持ちの人が読んだら、腹を立てられるかもしれません。いえ、あなたを、私はすごく尊敬して羨ましいです!
白いピアノに、お店やネットショップ上で、売約済み などと貼ってあると、おー--、ついにどこかの誰か、決断したかー-、と毎回感動します。
白いピアノというのは、好きな人は本当に好き、だけど、基本的に黒いピアノの方が売れやすいという話ですね。
まあ、かなえられない夢が1つくらい(というかいっぱいありますが)あった方が、ものごとやる気がでるのかもしれませんね😊
スタインウェイがほしい、とかいうのでもなく、色の話ですから、しょうもない話と言えばそれまでです(^^;
でも、誰しも1つくらい、恥ずかしい望みってあるもんなんじゃないかな?と思っているのですがどうでしょう。