はなこの部屋&カフェ

日常の思いついたことを綴ります。デート時や動画作成のネタ、朝礼のスピーチ等にいかが?詩集を3冊、湖上三穂の名前でAmazon KIndleで絶賛発売中。どうぞよろしく♡ 今日も明日も愉快な1日に!

失言・現国

政治家の失言を大きく報道して、失脚させるというようなことが、何年も前から繰り返されてニュースとなっていますが、私はこういうのが本当に嫌いです。


なんでかというと、だって、なんのために私達国語を勉強したのよ!と思うから。
現国の授業で学生時代に学んだことは、この文章全体で筆者が言いたいことは何かを読み解く、ということでした。それを正しく捉えるためにこそ、語彙を増やすし、文章の構成を読み解き、A対Bの対比を理解し、言いたいことの言い換えはどの部分なのか、ちょっとした脱線はどこからどこまでなのか、いいたいことのための例はここが1つめここが2つめ・・等分析するわけですよね。


一部分にひっかかって、そこだけ取り上げてそこばかりに拘っていたら、それは間違いのもと・・だったではないですか。


何のスピーチであっても、その人が一番いいたいことは何なのかという趣旨が大事であって、それが間違いならば正々堂々と批判すればいいし、政治家であれば、何をやったか何をやらなかったか、ということで評価すればいいと思います。


マスコミは、そういうきちんとした総合的な評価をちゃんとやってほしいよなあ、とすごく思います。
とにかく、失言をあげつらうのは、恥ずかしいこと、そういうことに反応して騒ぐのも恥ずかしいこと、と思った方がいいと私は思います。


失言がマスコミで取り上げられている時には、なんだかの裏の堂々と言えない意図があるのだろうなあ・・と考えるクセが、すっかりついてしまいました。