アンパンマンの話を家族でしたという話を前にしました。

アンパンマン - はなこの部屋

愛と勇気だけが友達さ

という歌詞について話していて、
娘が大学生で、勉強がものすごく大変だけどがんばっている、試験もパスしようと努力しているのですが、「それって愛と勇気でしょ」

と言ったら、娘は、それは違うな、と言いました。
まあ、照れてるというのもあって、本当は色々理想もあるとは思うのですが、彼女が言ったのは
「将来くいっぱぐれないようにという恐怖と、同期の群れから外れたくないという本能。あとは若干、好奇心。」

なるほどー。

たしかにそんなところかもしれないですね。

群れから外れたくない、というのが本能だというのは、なるほどという気がしました。

私が高校生の時に、論説文なんかを国語で読まされて、「いい大学、いい就職先のために勉強している子どもたちはロクなもんにならない」みたいな話が多くて、別にそんなこと考えて勉強してませんけど？
って、むくれた気持ちになったことがありました。

そんなことじゃなくて、自分が所属するグループ、部活とかクラスの友達とか、そういう中でそこそこの結果を出して仲間として認められたい、とか、ほんの少し尊敬してほしいとか（ばかにされたくないとか）。家族の中でも。
そういう、わりと身の回りのささやかな望みのために勉強していたように思います。
それを、群れから外れたくない、という風にも表現できるかもしれません。

そして、好奇心が持てないものについては、確かに苦痛・・。

大人が仕事するのも、同じようなものかもしれませんね。

それはそれとして、愛と勇気も持っていたいですけどね　!(^^)!