インセンティブ
この方が時々、インセンティブという言葉を使われるので、最近影響されております。
例えば、ビジネスだとデータを電子化すると会社が儲かって給料も上がるから電子化は行われやすいけど、公務員の仕事や公的なデータを電子化しても、別にお給料も増えないしかえって市民や国民から苦情がきたりして、なかなかがんばって取り組むやる気も出ないので進みにくい。
インセンティブがないと物事変わりにくいってな話ですね。
人の行動を変えようと思ったら、プラスにせよマイナスにせよ動機が必要なんだということを、なかなかつきつめて考えたことなかったなあ、とふと反省しました。
自分が、そういうのをどちらかというと嫌いなので興味がもてなかったのかもしれません。
クーポンとか、今なら〇パーセントOFFとか、ポイントカードで・・とか、自分の行動をしむけられていることに結構嫌悪がある方なのです。
手の内に乗ってたまるか、みたいな。
子どもの時からなんですが、なんでそうなっちゃったか良くわかりません。
何かきっときっかけがあったのだろうと思うのですが、単に面倒くさがりやなだけかもしれません。
でも、考えたら夫も娘も、わたしよりはちゃっかりしているというか、そういうのを駆使して得しようとするタイプなのですよね。
そしたら、「インセンティブじゃん!」と、急に気が付きました。
頼み事聞いてくれたら、ちょこっとでもお小遣い。
前からやめてほしいと言っていて直らない習慣には、500円罰金。
お金のためにしてもらってもしょうがないしと思って抵抗があったのですが、もう子どもも成人したし、いいやと思って導入してみたところ、あまりに効果があるのでびっくりしました。
なんじゃそりゃ。
世の中、インセンティブにあふれているので、得も損もしないことに注意を向けなくなってしまったのでしょうかね。
お金からんで初めて、そんなに母喜んでたのかとか嫌がってたのかと知ったのか。
若い人ほどインセンティブに抵抗がないのか。
なんだか複雑といえば複雑ですが、だからと言って2回くらい罰金とれば同じ行動はしなくなるし、お手伝いもお小遣いなしでやってくれないわけでもないので、こだわっているわけでもなさそうです。
”きっかけには、インセンティブ”
ということで、役立てることにしました。