はなこの部屋&カフェ

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多読

20年くらい前だったと思うのですが、本屋さんで、英語の多読の本を買って読んで、そのあまりにも画期的なことにびっくりして、そこからしばらく数年くらいはまっていました。


本当に易しい絵本から、辞書なんか引かずに、ゆっくりゆっくり本当にゆっくり難易度をあげていくと、誰でもハリーポッターくらいは1,2年で読めるようになり、その後は洋書を読書として読む、かっこいい人になれる、という話です。
100万語・英語・多読 という言葉が入っている本だったと思いますが、今調べたらみつかりませんでした。
その後に、多読は有名になって、本もたくさん出ましたね。
学校の英語教育に取り入れているところもあるようです。
英語雑誌の特集とか、色々なところでも見ました。


SSS という団体を作られていて、ホームページに多読用の本が紹介されていたり、本の語数も出ている書評検索システムがあったりして、夫と2人で暇さえあれば多読をやっていました。
勉強というよりは趣味みたいな感じですね。
で、本当に、2人とも1、2年でペーパーバックが読めるようになったので、あら不思議、今までの学校での勉強は何だったのよ、と思ったものでした。


ただ、それだけでは試験の成績が上がるとかいうものでもなくて、こんなに時間かけて本が読めるようになっても、仕事には結びつきそうにないな(私の場合はですが)と思って、マイブームが去ってしまい(>_<)その後は仕事が忙しくなってやめてしまいました。
だんなの方は、けっこう仕事に活かしていたようですが・・。


それで、マイブームが去って読まなくなると、これまた、あら不思議、全然読めなくなってくるというのもびっくりでした。
まあ、もともと言葉ってそういうものかもしれないですね。
日本語だって、絵本から読んでだいぶ難しいのまで、ただ、読む、というだけで読めるようになってきたのだし、読書しない生活が長く続くと、なんだか、活字見るのも面倒くさいという風になってきちゃいます。


ただ、読み言葉がほぼ、それだけの世界で成り立っていて、留学とかしなくても読めるようになるというのが、びっくりポイントだった気がします。
(逆に英語圏で生活していれば、読まなくなっても、いざという時には読める力がキープされるのかも)
それにしても、本代がかかるし、図書館で絵本借りまくったり、当時、元気だったよなあと遠い目になっちゃいます。


最近は、多読用のアプリなどが出ていて便利なので、またぼちぼち始めてみようと思っております😊


追記:
思い出しました。私が20年前に出会った本はこちらだと思います。
快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2002/6/1
酒井 邦秀 (著)