最近、メルカリでどんどん売って、物を減らそうとがんばっているのですが、その作業の中で色々と考えさせられました。
日本人にはすべての物に魂が宿る、という考え方があるというのはなんだか感覚的に自分もそういう感じを持っていると思っていたのですが、改めて意識するようになりました。

物を綺麗にふいたりあらったりして、綺麗に見えるように写真をとってＰＲして、送り先が決まると、なんだか娘を嫁に出すような気持ちになったりします。
行ってしまうとなると、急に、家にいた間、もっと大事に手入れしていればよかったとか、もっと使ってあげるべきだったとか、急に後悔の気持ちがわいてきたりしてしまいます(>_<)

本などが多いのですが、本にしても、なんで、何年も読み返さなかったのに、家にただ置いていたのだろうと思うと、申し訳ない気持ちになったり。
何か意欲を持ってこの本を買ったのに、ついに読まずに放置してしまった、というのも情けなく。
本来、読まれないなら、飾っておいても機能していないわけで、それならもっと早く、次に読んでくれる人のところに出してあげればよかったと。
うちに飾られていた間にも、本の内容が時代の流れで古くなってしまい、本当なら誰かの人生を変えたかもしれないのに、その機会を失ってしまった・・。
または、ちゃんともう一度この本を読み返していれば、その分、自分の人生が少し豊かになったのかもしれないのに、とか。

考えすぎと言われればそれまでですが、無駄が大嫌い、と自分のことを思っていたのに、なーんと無駄だらけのことをやりまくっていたことに、気づいてしまったのでした。

過ぎたことは仕方ない。ちょびちょびでも一歩ずつマシな人間になろう💦