私の住む地域では、まだまれですが、たまに、レストランに入ってみたら、注文をスマホでするシステムになっていて、ものすごく不愉快だなあと思うことがあります。

タッチパネルは、まだ許容範囲です。
普通のメニューの方が好きだけど、まだ許せます。
自分のスマホで、小さな字を見ながら注文するのは、本当に不愉快です。
そして、サイトが見にくくて使いにくいものもあり、腹がたってくるうちに、手もと狂ってうちまちがえる、みたいなことあり、もう本当に嫌です。
もう２度と行きません。

スマホで注文するのが苦痛なような人はうちの店に来なくても、別にかえってありがたいくらいに思っていらっしゃるのでしょうが、それなら、デカデカと、入口に、「スマホで小さい字を読んで注文していただきます」と、絶対に見落とさないほどに目立つように看板でも出しておいてほしいです。

IT化もけっこうですが、なるべくバックヤードでやっていただきたい。
ほっと一息、とか、癒されにくる人もいるのです。世の中も高齢化されていきます。
安っぽい使いにくいサイトをお客さんに強制的に使わせる、なんていうのは、本当に、規制してほしいくらいです。
少なくとも、入口のでかい看板は義務化してほしいです。
時間のない時など、注文方法がわかってから別の店を探す暇がない時などあります。

私が一番好きなITの取り入れ方をしているレストランは、今まで通り愛想よく従業員さんが注文をとりにきて、運んでくるのがロボット。人間型ではなくて、電化製品化したワゴンみたいなのが、スーッと音なく配膳してくれて、「おまたせしました」と感じのいい声が聞こえてくるのです。自分で取って、ボタン押して帰ってもらいます。

何事も過渡期は嫌なことが多いという典型かもしれませんが、浅い考えでIT化するくらいならやらない方がマシというケースもありますので、ちゃんと考えてほしいです。