私には、とりあえず年賀状だけの関係、という人がけっこういます。

最近は、年賀状を出す人が減っているそうで、若い人は特に本当にそうみたいですね。
コロナになって昨年のお正月、今まで普通に年賀状をやりとりしていた人が、ものすごく遅くに明らかに返事で来たので変化に気づきました。

ああ・・年賀状をやり取りすることにも慎重になっている人がいるんだな、と気づいて、今年はぐっと枚数を減らしてみたら、昨年遅れてくれた人ほど、元旦に来てました。
それで、今年は、こちらがお返事で失礼・・という結果に( ´艸｀)
昨年は、年賀状についてどういう考えなのかあちらが私を探っていたのだということがわかりました。
メールもラインもその他のSNSもあるのに、正月だけハガキというのにも、なんだかだんだん違和感が生まれてきたということもあるし、個人情報についても警戒するようになったということもあるかと思います。

それにしても、年賀状にひとこと近況を書いてくれているものって、私はものすごく情報価値が高いと思っていて、とてもありがたいです。
自分だけが苦労しているわけではなく、同じようなことを昔の友人が経験しているのを知ったり、すごく迷っていることについてヒントとなることがあったり。癒しと気づきをいただけます。

長い年月をまたいでいるつきあいなだけに、なかなかに言葉がドスンと重みをもってやってきます。
ご家族の写真もそうですし、喪中のはがきもそうですね。

別に連絡とって会うわけでなくて、年賀状だけの関係。
でも、うっすら気配を１年に一度感じてヒントをやりとりしたり、昔を懐かしんだりするのは、貴重でありがたい体験だと思っています。