けっこう小さい時から、んー、小学校高学年くらいからだと思うのですが、何かがよくできて評価される人がいる場合、それは本当に本人が偉いのか？と疑って、できるかぎり本人の努力の部分は純粋に何割くらいのものなのか、見定めようとするというというクセがあったように思います。

例えば、あの子、服のセンスいいよね、という評価を受けている女性がいた場合、本当にセンスなのか？おうちがお金持ちだか親が甘いかで、お小遣いを他の子よりも多くもらっていて高い服が買えるというだけじゃないか？
と疑うみたいなことです。
モテる、好かれる、という人がいても、生まれつきルックスに恵まれているからでは？と思われると、その分、私としては評価をしっかり引き算しちゃう。

できるだけ、努力や、アイデアで役に立つとか、人格が素晴らしいという人を評価するように気をつけていたし、ただ生まれつき恵まれただけでたいしたことないのに勘違いしていばっているような人は嫌いだと思っていました。

しかし・・・
今になって、なんだか、ある動画を見て、あら・・私、見落としていたわと思ってしまいました。

どこかでやった、研究？で
双子を別々のところに養子に出してそれぞれでクラシックの楽器を習わせたところ、環境が違っても、遺伝子が同じだと、努力できる力が同じだったというのですね・・。

よく、〇〇さんは、努力できるという才能を持っていたんだ、みたいなことをいうことがありますが、本当に、努力できることは、生まれ持った才能だったんですね！まじか。

努力できるのも、おおいに生まれつきの偶然なんだとしたら、努力でうまくいったという人も、そんなにいばれるものでもないようにも思えてきます。

まあ、長い人生、努力できる才能がありながら、さぼりまくるということもありそうなので、偶然ばかりとは言えないですけど。

なんだか、ちょっと考えこんじゃいました。
人間の価値ってなんなんだろう。