７つの習慣という良く売れた本があり、それについて話している動画がたくさんあり、それらを見ているうちに思い出したことがありました。

子どもをサポートしようとあれこれアドバイスしすぎてうまくいかなかった親が、自分の内面に目を向けて、自分たちの人格を高めることに徹底するようになったら、子どもが自然と何でも良くできるようになって、コミュニケーションもよい人間にスクスク育っていったという話がありました。

たしかにね・・・と思い出したのでした。
娘の受験の数年前に、あと、英語をもう一歩できるようにしたら、この子の人生ぐっとバージョンアップするのに・・と思っていた時期がありました。
でも部活も忙しいし、これに、塾を増やしたら体を壊してしまうのではないかと心配になりました。学校の授業自体に問題はなく、十分いい授業をしているように思えたので、＋塾なのか？？と迷ったのですね。
うー－－－ん。
と考えて、まあ、まだ、受験まで数年あったので、回り道でもいいやと思って、私自身が近所の英語教室に通うことにしました。
私も英語ができるようになりたいとは思っていたのに、長年放置していて、そんな親から英語勉強しろとか言われたくないだろうと思ったのですよね。

そして、けっこう楽しく役にたったので、数年後、夫にも勧めて同じレッスンに通うようになりました。
それで、食事のときなんかに、英語のレッスンの話題をなんだかんだと楽しそうに夫婦で話していると、娘もたまに話に入って来ようとするのですね。

そしたら、知らぬ間に、娘の英語の成績はぐんぐん上がっていきまして、最後の１年だけ塾の英語の授業を週１回増やすだけで、本番までに十分英語力は仕上がったのでした。

うちの場合は英語の話だけでしたが、子どもになにか不満があったらまず自分から、というのは、子どもが小さければ小さいほど鉄則だと思います。耳が痛いというか胸が痛いというか、なかなかそのように考えられなかったですが・・今は確かにそう思います(^^;