はなこの部屋&カフェ

日常の思いついたことを綴ります。デート時や動画作成のネタ、朝礼のスピーチ等にいかが?詩集を3冊、湖上三穂の名前でAmazon KIndleで絶賛発売中。どうぞよろしく♡ 今日も明日も愉快な1日に!

油と皮膚のこと

ずいぶん何年も前のことだと思うのですが、セレブなのに節約してる、みたいな話題でテレビに取材されていたお母さまと娘さんだったと思うのですが、見たのを覚えています。
すごいお金持ちなんだけど、節約をしていると。
廃油を使って、髪につけるとトリートメントがわりになるという話だったと思います。


高いものをつけても、廃油をつけても、効果は同じ、とお母さまはおっしゃっていました。
そこから連想して思い出したのは、高校かなんかの国語の教科書の内容です。
論説文なのですが、歯磨き粉は本当は、塩で磨いても同じなのに、コマーシャルで流れるイメージを買っているようなものなのだ、みたいな話でした。
その時、えー-?塩でも同じ?まさか、と思いましたが、今回も、使い古しの食用油でトリートメント?まさか、と思いました。


それから何年もたって、武田邦彦先生が、生物は魚だった頃、油で体が覆われていたから、水の中にふやけてとけていかずにすんだのだ、という話を動画でされていました。
皮膚表面の油分が皮膚を守っているのは人間も同じだから、石鹸で油分をとっちゃうと、皮膚にトラブルが起きてくるのは当然だみたいな話でした。
石鹸で油をとっといて、また何か油分の入っているものを買って塗ってんのか私たちは、と思ったのを覚えています。


そして、廃油のセレブの方の話を思い出しました。
それから、思い出したのは、いなばの白うさぎのはなし。
日本むかしばなし。古事記だったかなんだか忘れましたが、子どもの時に絵本で読んだかアニメで見たか教科書にのっていたか。
あの時、ウサギがやけどして、そのうさぎに油をぬってやったという話があったように思います。
子どもの時の私は、油ってホットケーキを焼くときにちょっとフライパンにたらすものなのに、なんでやけどしているウサギに油を塗るんだ??とびっくりして違和感ありまくりでした。


というわけで、もしかして、皮膚トラブルの原因の一つは油分が足りないことで、油分でコーティングしてあげればトラブルは治っていくのか?と仮説をたててしまいました。


それで、廃油とまではいかないですが、うちで炒め物につかっているこめ油をびんに少し入れておいて、ほんのちょっとした肌トラブルに、うっすら塗るようにしてみています。
なんか、それで十分という気がしている今日このごろです。


でもまあ、素人のやってることで、どこに落とし穴があるかわかりませんので、そんな気がしたあなた様も、自己責任で注意してやってみてくださいませ。
さすがにやけどなんなには私もやらずに薬ぬってますので。