はなこの部屋&カフェ

日常の思いついたことを綴ります。デート時や動画作成のネタ、朝礼のスピーチ等にいかが?詩集を3冊、湖上三穂の名前でAmazon KIndleで絶賛発売中。どうぞよろしく♡ 今日も明日も愉快な1日に!

花束を見て思うこと

私は花が大好きで、先日花束をもらう機会がありました。
とにかく、花が好きなので、花を飾ると心が明るくなります。
お花って、人間のストレスを吸い取ってくれるような気がします。ありがとう。


ということは置いておいて、いつも花束を見ると思うことがあります。
花束って、もらった時は、全部が綺麗でそれぞれが生き生きしていて、花瓶に飾ってもバランスよく、それぞれが主張していて魅力的です。


でも、日にちが立ってくると、枯れてしまうものがポツポツと出てくる。
そして、それだけ抜いて処分したりして、残りでかっこうがつくように整えます。
ということを繰り返します。


このプロセスがね、なんだか人間と同じだなあと思ってしまうのですね。


例えば、紅白歌合戦で出てくる人達。今年話題になった人や歌が売れた人。
ピカピカで生き生きしていて自信に満ちている。
まるで花束のようだな、と思っちゃうのです。
その一瞬はみんな素敵でバランスが取れていて、大輪もあればつぼみもあり緑もいい具合にある。でも、1年たち2年たちするうにち、全員がピカピカのままではなくなって、中には引退する人も亡くなる人もでてくる。


同窓会なんかも、私は花束を連想してしまいます。
学生の若くて生き生きしていた時のバランスが崩れて、ある人はやたらと大きく花開き、ある人は落ちぶれて、地味だった人がしゃべるしゃべる、なんと亡くなった人までいる。
というわけで、花束が大好きだけど、花束を飾って、数日たってからは、色々な切なさが連想されていきます。


でも、だからこそ、いっときしか実現できないバランスのよさである、生き生きとした花束が好きなのかもしれません。