跡継ぎを育てること
何の仕事でもそうですが、跡継ぎを育てておくことって、結構難しいですね。
部活やサークル、何かの会なんかもそうだし、仕事もそうだし、家族的なこともそうだし何でも、意外と難しいな、と思うことがあります。
病気や突然亡くなったなどの事情だと、引継ぎもできないということもあり得ます。
本当は、元気なうちに、少しずつ引継ぎをしておくのがよいに決まっているのですが、それって、自分がいなくなるのがいつなのかはっきりしていないと、なかなか後回しになってしまいます。
そして、これが意外と大きいのではないかと思うのですが、自分がその場所にいる限りは大事にされたいので、肝心なことをどんどん引き継いでしまうと、アイデンティティを失いかねないという問題がありますね。
下の代をきちんと育てるというのは、自己犠牲のようなことも含んでいて、引き継ぐ相手や周囲との信頼関係も大事で、なかなかうまくやるのは難しいと、私なんかが思うのは小さなことですが、きっと大きな仕事や地位であってもそうではないかなと思うこの頃です。